専業主婦という仕事

「教師」という仕事をして約20年。

その間に世間は様々な変化があり、それに伴って教育現場も変化がありました。

遣る瀬無いこともあり、「教師って何なのだろう?」と感じることも多々ありました。

そんな中、子どもを授り、産休→育休を取ることに。もう戻ることもないかなくらいに思っていた私でしたが、仕事から離れてみて思うことはやっぱり仕事が好き。また働きたいということ。

そこからは悶々と悩む時期が続きます。

我が家は幸せなことですが、私が仕事をしなくても収入的には生活していけます。むしろ多忙を極める主人のことを考えると、私まで働くよりも家をきちんと守ることの方が良い気がします。

子どもは可愛い。そして一緒にいて、自分が成長に携っていけることが本当に嬉しく楽しい。

けれど・・・どこか自分が世間から取り残されているような、自分の価値が一気に下がってしまったような寂しい気持ちになってしまうことがあるのです。これは「専業主婦」をして初めて分かったことです。人から認められて、評価を受けることって主婦になるとほとんどないですしね。すごく自分がちっぽけで、お金を生み出せないのに使ってばかりいるような負い目を感じてしまったり。

でも、そんな時主人が言ってくれた言葉

専業主婦が楽なものではない。気楽なものではない。

働いているからって偉いものではない。

だって専業主婦だって立派な役割だから。

そんな考え方もあるのだとハッとさせられました。

 

 

一生懸命に向き合っていたら家事も子どものことも休む暇がないくらいやることが山盛りです。

むしろ一人の時間なんて全然なくて、携帯を触ることができる主人の通勤時間が羨ましく感じることだってあるくらいです。

本当だな。この山盛りの一個一個を丁寧に、自分なりに取り組めたらそれって凄いことじゃん!!

だからね、今は胸を張って、自信を持って「専業主婦」をしていこうと決めたんです。

仕事への未練?

まっだまだあります!!

子どもたちを見かけるとウズウズしたり、何か良いものに触れると「あ、これは授業で使えるな。」なんてことばかり考えちゃうくらい。

でも、たくさん、たくさん悩んで考えぬいた結果、今の私にとって一番大切にしたい子どもと主人のいる家庭を守っていこうと決めたのです。

 

大半の男性は親になってもそんなに環境が変わることはありません。

しかし女性は親になると自分の働き方、1日の過ごし方、子どもの社会でのお付き合いなど、変化していけなければいけないことがたくさんあって、その度に悩むことも多いですよね。

でも、どんな選択をしてもそれが大切な人のことを考えた決断ならばきっと大丈夫。

胸を張って頑張っていきましょうね!!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA